これからの石恋がこれからの地域を変えていく!(石恋作戦会議より)
2015年12月11日 活動報告
こんにちは。石恋事務局です。
12月4日、5日の「地域のこれからを考える~石恋作戦会議~」では、「オンパク」を展開する二人のゲストをお招きし、みなさんとともにこれからの「石恋」のあり方を考える機会が実現しました。
石巻に恋しちゃった♡の活動報告では、石巻復興支援ネットワーク事務局長の山口から先日の「そうだったのか!石恋」のワークショップの結果を元にした事業紹介や石恋事務局が考える「運営資金の不安定さ」や「達人さんへのフォローアップの弱さ」、「スタッフの体制やスキル不足」など8つの課題を報告させていただきました。
岡山県総社市NPO法人吉備野工房ちみち代表の加藤せい子さんからはみちくさ小道の事例を共有いただきました。「一人一品」のコンセプトを活かした地域づくりについてのお話しでは、達人が「自分の人生の達人」になるためぶ一人一人がやりたい事が出来る機会を提供している加藤さんの思いがとてもよく伝わりました。
岐阜県岐阜市NPO法人ORGAN代表の蒲勇介さんからは長良川おんぱくの事例を共有いただきました。長良川の良さを伝える地域づくりのため観光の主役になれる達人の後押しとして「長良川ブランド」を広める仕組みを戦略的に組立てていることに感銘を受けました。
この2つの事例を受け、後半の意見交換会では参加者の皆さんと4つのグループに分かれ「石恋の取組を通してどんな石巻になって欲しいか?」「その状況をつくるために実行すべき来年度の石恋の作戦(アイデア)は何か?」「その作戦(アイデア)の実行のためにあなたが出来ることは?」について考えるワークショップを行いました。
みなさんからは、「拠点づくり」「町に寂しい人が居なくなる」「憧れの達人さんがたくさんいる石巻」「まちを健康に」「14万人総達人!」「仙台を攻め落とす」など、沢山のアイデアや思い、そのためにできることなどを聞くことが出来ました。
ワークを受けて、加藤さん、蒲さん、兼子からのコメント。
翌5日は、12月4日の皆さんの思いを受け、加藤さん、蒲さん、達人やボランティアで関わってくださる方々、石恋事務局、やっぺすスタッフと、5年後に石恋を続けていくために来年度取り組めることを洗い出しました。
現在、年に2回開催している石恋の開催を1回にし、宮城県復興応援隊設置業務からの委託がなくなっても事務局スタッフを雇用できるように自分達で運営資金を稼ぎ出し、それに伴い現在行っている事務局の仕事を達人一人一人が補えるフォローアップを充実させる一歩として来年度から進んで行きたいと思います。参加いただいた達人から「そのために協力していきます」と温かい言葉をいただき、とても嬉しく思います。
そして、やっぺすのミッションである「石巻を、誰もが笑顔で暮らすことのできる温もりと活気のあるまちへ。」のために石恋は活動していくと出席者で再確認しました。
今後、石恋を継続していくために、来年度は大きな転換点となりそうです。
また、詳細については石恋ミーティングやこちらのブログでも発表して参ります。
今後とも石恋をどうぞよろしくお願い致します。
ゲストとしてはるばるお越しくださいました吉備野工房ちみちの加藤さま、ORGANの蒲さま、
そして企画運営をお手伝いいただいたみやぎ連携復興センターのみなさま、誠にありがとうございました。
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