石恋とは、石巻・女川・東松島で、趣味や特技をもつ地元市民を発掘し、
「達人」として講師になっていただき、物づくり講座やフィ-ルドワークなどの体験プログラムを行う
「まちづくりプロジェクト」です。
地域の魅力、人の魅力を発掘し、それを育てること、
交流を生むことで地元愛を育み、市民による主体的な復興を加速させることを目指しています。
そこに住まう人々が、それぞれの好きなことや得意なことを持ち寄って輝けるまちへ。
みんなが参加できるまちづくりに、あなたも是非、楽しみながら参加しませんか?
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それぞれの体験プログラムを行うのは趣味や特技を持つ地域の普通の人たち。
彼ら彼女らのキラリと光る技やアイデアを発掘し、地域の魅力として発信しています。 -
石恋の主役は地域に暮らす人たち。イベントに参加することが彼ら彼女らの応援につながり、そこに暮らす人々がイキイキと輝き出すことで、地域をもっと元気にします。
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石恋には、ここに暮らす自分たちだからこそ知っている地域の魅力が満載。石巻を知っている人も知らない人も是非、ご参加ください!
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地域や人の魅力の再発見と創出を行い、地域愛を育むと同時に活性化へと繋げます。
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趣味や特技をテーマとした地域内の交流を育むことで、コミュニティの繋がりを強化します。
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地域住民の小さな一歩を応援し、出番を作ることで、震災後に失われた自信の回復を促します。
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誰もが達人として活躍できる場を用意することで、地域内に新しいことにチャレンジしやすい土壌をつくります。
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【達人】
地域で趣味や特技、アイデアを活かし、石恋でプログラムを開催する人。地域の魅力を体現するおもしろい人がいっぱい。(石巻市、東松島市、女川町にお住まいか在学、通勤している方およびご出身の方)
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【ガイドブック】
各回の石恋の開催プログラムをまとめた冊子。毎回1万~1万5千部発行。石巻市内、女川町内をメインに東松島市内や仙台市内にも配布。
過去のガイドブックはこちらから!
第1回(2013年) 第2回(2013年) 第3回(2013年) 第4回(2014年) 第5回(2014年) 第6回(2015年) 第7回(2015年) 第8回(2016年) 第9回(2016年) 第10回(2017年)
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【アテンド】
石恋で各プログラム開催当日のお手伝い(司会、受付、記録その他)をするスタッフのこと。事務局スタッフ+ボランティア有志が担当している。
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【プログラム】
石恋で達人が開催するイベントのこと。
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【石恋ファミリー】
石恋の賛助会員として石恋を支えてくださる強い味方のみなさま。第6回石恋からは「石恋ファミリー」会員向けの特別先行予約も実施。年会費5000円。
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【石恋ミーティング】
月に1回、石恋の将来に関心のある有志で開催する定期ミーティング。次回の開催についてや今後の運営方針などについて話し合う。
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【達人会議】
毎回の石恋開催直前に、達人さんたちに向けて開催する決起集会。
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【石恋実行委員会】
石恋の主催者。やっぺす(NPO法人石巻復興支援ネットワーク)+達人さんも含む有志。
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【門脇さん】
石恋の初回から石恋ガイドブックや石恋のキャラクターをデザインするアーティスト、仙台在住。一般社団法人まちとアート研究所代表理事。
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【石巻圏域】
石巻市、東松島市、女川町の2市1町を「石巻圏域」と呼ぶ。
東部地方振興事務所が管轄。 -
むすび丸が石恋サン・ファン祭りに
来てくれた際の写真【復興応援隊】
石恋は、宮城県石巻圏域復興応援隊設置業務として実施しています(2015年7月現在)。
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【かよちゃんず】
事務局スタッフの戸田香代子さんと小松佳代子さん。この二人、どこからともなく現れ「趣味は?特技は?」「それいいネ~」と達人にしてしまう特技を持つ。ショッキングピンクのジャンパーの魔女。善悪は不明。
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【やっぺす】
石恋の事務局を務めるNPO法人石巻復興支援ネットワークの愛称。「やっぺす」とは、石巻の方言で、一緒にやりましょうという意味。復興は誰かに任せるのではなく、石巻市民である私たち自身の手で実現するもの。石巻の母親らが中心となって活動しています。
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親子で参加できてよかったです。 それに、大人数でワイワイもいいけど、石恋は少人数なので、粉の混ぜ方の力加減など細かいところまで本格的に教えてくれて感動しました。 鈴木さん親子
(石巻市) -
小さなまちの小規模イベントと
思うなかれ!石巻の無限大の可能性を感じさせてくれる素敵な達人の情熱に、あなたのハートもきっとわしづかみにされますよ!ぜひ体験してみて、あなたもぜひ、石巻に!達人に!もっともっと恋しちゃって下さい。 那須野さん
(石巻市) -
「こころはひとつ」という思いで、
いつも参加しています。達人の方たちが、あれだけの災害にあっても、負けずに笑顔をもって対応してくれること、前向きにがんばる姿に勇気をもらっています。 由利さん
(美里町)
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感謝しています。 いつも高齢の母と一緒に参加しているのですが、みなさんが受け入れてくれて、親切にしてくださって、それが一番ありがたいです。 村上さん
(石巻市) -
「達人」との信頼関係を築いているからこそ 地域のヒト・モノ・コトに密接に関わり、個人にフォーカスした「地域活性」と、ヒトを含めた「地域間の連携」を両立させているイベントは全国的にも珍しいと思います。石恋を運営する団体が、日頃から地域に根ざした活動に取り組み、「達人」との信頼関係を築いているからこそ実現しているコンテンツなのだと思います。 弘中さん
(東京都品川区)
自分も何かしたいという気持ちが強くなりました。
(30代男性/石巻市)
小規模なイベントと関わることができて良かったと思います。”会いに行けるアイドル”ならぬ”会いに行ける達人”として今後も地域を盛り上げて下さい。
(30代女性/東松島市)
アットホームな雰囲気。親子参加だったので夏休みの良い思い出になりました。
(40代女性/石巻市)
これからも石巻が元気になるような企画をよろしくお願いします。私も微力ながら一助になれたらと思います。
(60代男性/石巻市)
お話、体験、見学の3つの要素があって飽きることなく楽しめました。
(10代女性/石巻市)
ずっと入ってみたかったお店、今日来たから知ったお店、色々ですが楽しい発見ばかりでした。今度は1人でもぶらりと立ち寄れると思います。参加して本当に良かったです。
(20代女性/石巻市)
施術くださった方とのふれあい・交流が一番の魅力だと思う。地域の方との交流がこのように町のあちこちでなされることは素晴らしいです。
(30代女性/石巻市)
かまぼこを知ることが出来たことで、この地域の歴史や水産業も知ることができ、地域が産業とともに時をきざみ今があることが分かりました。中身を知ると美味しいかまぼこがますます美味しく感じました。
(20代女性/石巻市)
社長自らご指導頂き、商品に対する思いが心に響きました。これからは石巻のお土産として購入して、皆様へ広めていきたいと思います。
(40代女性/石巻市)
このプログラムに参加したことで新しい石巻の発見がありました。
(30代女性/石巻市)
石巻に引っ越してきて2年。石巻のことをもっと知りたい、知り合いを増やしたいと参加しました。
(20代女性/石巻市)
普段意識することのない自分に向かい合う機会になり、良い体験ができました。
(30代女性/東松島市)
楽しい趣味が増えたような気がします。
(40代女性/石巻市)
前回出席した人とまた会うことができました。嬉しかったです。
(60代女性/石巻市)
作る楽しみ、覚える楽しみ、食べる楽しみ、皆さんと出会える楽しみ、とても満足な時間を過ごせました。
(40代女性/石巻市)
やっと寒天づくりに参加できてとてもうれしい。ここから自分の味にして、子供に食べさせることが叶いそうです。先生も色々失敗したと言っていたので頑張ります。
(30代女性/東松島市)
目からうろこの話も聞けてとても勉強になりました。細かいコツも聞けて良かったです。もっともっと先生にいろんな事を学びたいと思いました。
(30代女性/石巻市)
自分の人生観が変わりました。
(20代男性/八王子市)
店主さんの思いやりのある説明や指導など詳しい話等、おかみさんや、スタッフの気配りに感謝致します。
(60代男性/石巻市)
なかなか見ることのできない場所を見学でき、石巻の大きな復興に驚きました。
(30代女性/石巻市)
地元のお母さんお父さんとお話することができて、石巻について知ることが出来ました。地元を元気にするこのようなイベントを私の地元でもしてみたいと思いました。
(30代女性/東京都港区)
漁業体験は、自分にとっても子供たちにとっても、学ぶことが沢山あり、大変貴重な体験でした。「食」をとおして”命”をいただくことの有難さや、漁師さんを経験して、魚を食卓に運ぶまでの大変さを考えさせられました。ごちそうさまでした。
(20代女性/石巻市)
震災後の住居が手狭なことを理由に3食の食事の準備くらいしかせず、お料理から遠ざかっていたことを今日つくづく思いました。震災前にしていたお菓子作りを思い出しました。
(50代女性/石巻市)
雄勝石は今まで高級なものとしての認識がありましたが、とても身近なものに感じられ大変いい経験になりました。
(20代女性/東京都練馬区)
音楽や芸術は、衣食住の次に考えられがちですが、豊かさやゆとり、じっくり考える時間をくれたり、別の世界へ連れていってくれたりと、心の栄養だと考えています。ぜひカホンを石巻で広めてたくさんの人が楽しめるといいなと強く感じました。
(40代女性/石巻市)
日常の食事の美味しさ、大切さを知る事が出来ました。石巻の素材の素晴らしさが良く伝わりました。
(20代女性/石巻市)
人数も10人ぐらいで、先生の話など間近で聞けて良かった。元気になれたひと時でした。
(50代男性/石巻市)
縫い物は久しぶりで、女学生になった気分でした。
(50代女性/東松島市)
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第1回
2013年2月1日~27日
経済産業省「東日本大震災ソーシャルビジネスノウハウ
移転・支援事業」の一環としてスタート。経済産業省「東日本大震災ソーシャルビジネスノウハウ移転・支援事業」の一環として、地域活性の手法として数多くの成果を残している「オンパク」手法をベースに、岡山県総社市で実施している「みちくさ小道」のノウハウ移転を受けスタート。今や定番となった「カホンづくり」、「絵手紙」、「さをり織り」のほか、「流木アート」や「まち歩き」など、26名の達人が冬の石巻地方を、熱く盛り上げました。
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第2回
2013年7月13日~8月11日
テーマは「夏遊び」。
地域を東松島・女川にも広げ、石巻最大のお祭り
「川開き祭り」を挟む約1か月間の開催。その後、女川の観光プログラムの定番となった「金華山パワースポットめぐり」。「フラワーアレンジメント」「陶芸教室」等のカルチャー系から、本間ちゃんの「おらほのラジオ体操」と「フラダンス」のコラボなど、実に47名の達人がプログラムを開催。ラスト「石巻☆女神フェスティバル」では、約1000人の参加者が集結。
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第3回
2013年11月2日~4日
テーマは「交流」。
東北を舞台に未来へと漕ぎ出すサイクリングイベント、
「ツール・ド・東北」とのジョイント開催。3日間に23のプログラムを濃縮して開催。「応援小旗づくり」や「足つぼdeツール・ド・東北応援」などイベントにちなんだ企画から、白鮭遡上をスノーケルで見たり、味覚体験や山歩き等、秋の石巻を楽しむものまで。体験を通じて、石巻に住む人、市外から来た人、参加者と達人との交流を育むことができました。
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第4回
2014年2月8日~23日
43プログラムを開催。
石巻地域の企業、工場、施設等の社会見学プログラム
「行って観よう企画」がスタート。航空自衛隊松島基地や日本製紙石巻工場を見学、被災当時の様子や再建への道のりについて貴重なお話を聞くことができました。「石巻メガミ☆パーティー」では、アニメやコスプレなどサブカルをテーマに「好きなことを好きと言える場」づくりを目指し、中高生たちの熱がライブハウスに集結。大変な盛り上がりとなりました。
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第5回
2014年7月19日~8月24日
テーマは「まちびらき」。
雄勝、桃生、女川など、
各地域ごとにプログラムをピックアップ。「ウクレレ」と「フラダンス」のセッションや「女王様の一日」のように整体とメイクで参加者をもてなすなど達人同志のコラボもあり。達人達が一同に会した「サン・ファン石恋まつり」の他、「網地島夏祭り」「スタンドアップウィーク」も合わせて、73名の達人による65のプログラムと3つのお祭りで石巻地域の夏休みを大いに盛り上げました。
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第6回
2015年3月14日~29日
初の春開催は、恋の季節に相応しく。
51名の達人たちによる47の
新しい石巻との出逢いを演出しました。石恋ファン有志による定期ミーティングからのアイデアをもとに、スタンプラリーや会員向け先行予約がスタート。牡鹿半島の民宿3軒を会場にした「石恋in牡鹿半島」や人気プログラムを1度に体験できちゃう仙台発着のバスツアーも初開催。ベテラン達人さんたちの技と新達人さんたちのエネルギーを通して、石恋全体として「バージョンアップ」を遂げた春恋でした。
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第7回
2015年8月17日~9月13日
テーマは「からやぶり」。達人さんたちに「今までの自分」の殻を破ってもらい、計67のマイチャレンジを発表しました。
ラッキーセブンの第7回。「殻」を破った達人さんたちの新たな魅力発見で、さらなるドキドキをプロデュース、恋のマンネリ化を打破しました!また、お盆明けの残り少ない夏休みを、めいっぱい楽しんでいただこうと「こどもしゅうかん」を設置。おかしバックづくり、こけしの絵付け、スノーケル、花冠づくりなど、石巻地域の夏の思い出を演出しました。
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第8回
2016年3月12日~4月3日
テーマは「こらぼ♡」。地域や人の魅力と魅力をプラスすることで生まれる化学反応を味わっていただきました。
76人の達人による68プログラムを開催。世界に誇る魚市場見学、天然素材の石けんづくり、女川ギター工房やあのダンボルギーニの社長も登場!達人さんたちの技や創意工夫、定番の名所やおすすめスポット、地場産品などが石恋を舞台にコラボレーションしました。また、震災から5年を機に石恋防災チームも発動、震災を経験した私達だからこそ伝えられるアイデアを披露しました。
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第9回
2016年11月1日~12月11日
テーマは「地元愛」。「石巻」を愛する74人の達人が「地元愛」を存分に発揮した41日間、67プログラム。
牡蠣、カニ、鮭、いくらが勢ぞろい!の長面浦でのスペシャル体験。東日本大震災で甚大な被害を受けた国の伝統工芸品、雄勝硯(すずり)の600余年の伝統が味わえる雄勝石クラフト製品づくり。宮城の地酒を比べて味わう「古民家で味わう親方の粋」。市内小学校の遠足の定番「馬っ子山」を、歴史の達人と一緒に登る「行って観よう企画」など。石巻地域の「味覚の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」を堪能していただきました!
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第10回
2017年11月3日~26日
テーマは「Gift」~石恋からの贈りもの♡~
「石巻」を愛する103人の達人による100の体験プログラムを開催した24日間。
秋から冬にかけての石巻地域を、様々な達人さんが彩りました。11/3から始まった第10回石恋。
オープニングのプログラムは「みんなで踊ろう♡石・恋ダンス!」
当日は石ノ森萬画館前広場 自由の広場に150名もの石恋を愛する地域の方たちが集まり、
ダンスを踊って石恋スタートを盛り上げました。
11/26までの24日間に「味わう」「つくる」「動く」「音楽とアート」「美と健康」「学ぶ」5つのジャンル
100のプログラムを用意して地域や人の魅力にふれる機会を提供出来ました。